みなさんおはようございます(・ω・)ノ”
ついに10月になりましたね。
10月になったから何ということはないのですが....笑
最近は朝晩が肌寒くなってきて、いよいよ秋なんだなと日々感じています。
ここから年末にかけてグッと忙しさも増していく季節ですが....みなさま体調にはどうぞお気をつけくださいね。
さて、最近はマゴノテも忙しくてなかなかブログ更新ができておりませんでしたが、
なにかトピックはないかなと探していたところ....
そういえばスチレンボードについて今まであまり説明したことがなかったなと気づきまして。
というのも、マゴノテの什器はほとんどがスチレンボード製。
その素材の魅力について今まで深掘りしたことがなかったので、この機会にブログを書いてみることにいたしました。^^
ちなみにみなさんはスチレンボードがどんな素材かご存知ですか?
私はマゴノテで働き始めるまで、よく知りませんでした(学校で見たことある程度)が、知れば知るほど奥が深く面白かったので皆様にもシェアしたいなと(・◯・)ノ
ちなみにこのイラスト、私が板状のものに挟まってますね。笑
実はこれ、スチレンボードの構造を表してます(もちろん人間ははさまってません)。
スチレンボードという素材は、何と何の間で何がはさまっているのでしょうか。
実はスチレンボードは、“ポリスチレン”という素材を“紙”で上下から挟んだもののことをいいます。
いや、ポリスチレンってなんやねん。
多分いまそう思っておられるでしょう。笑
次の画像で説明致しましょう。
ポリスチレンとは何かを真剣に理解しようとすると、かなり難しい化学の範囲になってきますので簡単にいうと....
もともと液体である「スチレン」というものを固形にしたのが「ポリスチレン」。
でもこのままだと柔らかいから、強度やコシを出すために紙で挟んで板状に加工したものが「スチレンボード」。
「ポリスチレン」は別名「スチロール」と呼ばれ、このスチロールにたくさん空気を入れて発泡させると「発泡スチロール」になります。
逆にいえば、ポリスチレンとは、発泡スチロールの密度をもっと高めた素材なのです。
スチレンボードについての説明が一通り終わったところで、
スチレンボード製什器の魅力と、いくつかのデメリットについても見てみましょう。
まずはメリット&おすすめポイントから。
その1 めちゃ軽い
先ほど説明した通り、ポリスチレンは密度を高めた発泡スチロールのようなモノ。
発泡スチロールはとっても軽いですよね。ポリスチレンもとても軽いです。
表面の紙自体も軽量ですから、紙でサンドしているからといって、大して重くはなりません。
本来、木などで作られる什器ですが、スチレンボードで製作すれば、比べ物にならないほど軽量化できます。
展示会で持ち運びや移動が必要な時など、什器が軽いに越したことはありませんね^^
その2 適度に柔らかい
ポリスチレンはほわほわ柔らか素材。
紙でサンドして適度な強度やコシを併せ持っていますが
それでもぎゅっと押せば潰れるくらいの柔らかさはそのまま。
たとえ高さ2m程度のパネルが倒れてきたとしても、大怪我に繋がりにくいというスチレンボードならではのメリットがあります。
その3 コンパクト梱包
完成状態で納品されたり、現場で大掛かりな施工が不要なマゴノテのスチレンボード製什器。
その1で記述した通りとっても軽いので、【箱に入ったまま現場へ搬入→簡単組み立て】でもう完成。わかりやすい組立手順書が付いているのでどなたでも組み立てできます。
と、これだけスチレンボード製什器をお勧めしている私ですが、
スチレンボード製什器にもデメリットはあります。
【デメリットその1】
屋外での使用や長期間の設置に向かない
スチレンボードは水に弱い素材。とくに表面の紙は濡れると大きなダメージを負います。
また、木製などと比べると、素材の特性上経年劣化は早いです。
なので屋外でのイベントで使用したり、長く常設するような機会には向きません(._.)
【デメリットその2】
凹み・傷がつきやすい
構造物だと、中の骨組みに強化ダンボールなどを使って、耐荷重をあげることは可能なのですが...
やはりスチレンボード自体は柔らか素材なので、尖ったものや一点に負荷がかかるようなものを什器の上に乗せたりすると
傷や凹みの原因になってしまいます。
メリットやデメリット、もちろん両方ありますが...
短期や屋内イベント、展示会などにはリーズナブルかつ小ロットで製作できるので
マゴノテのスチレンボード製什器がおすすめですよ(ノ・ω・)ノ
もしわからないことや知りたいことがあれば
お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ!
ではでは本日はこの辺りで.....